サバイバー
うちの父親は、サバイバー。
昔ながらの農家出身なので、理想は「自給自足」。
かつ、道なき道を走破し、河原の石を積んでバーベキューのかまどを作り、木に登ってアケビを採り、道具も自分で工夫してしまう実践派。
若い頃は海外青年協力隊でエチオピアに赴任して、猟銃で狩りなんぞを楽しんだりもしたらしい。
むろん、捕らえた獲物はおいしくいただいてたそうな…。
最近も、「まくまくも何でもできるようにならなきゃ。魚も捌いて、漬物は自分で漬けて」とよく言われる。
まぁ魚や漬物くらいなら多くの子女が言われた経験があろうが、その日、彼はこう続けた。
「食べ物が何にもないとこで、羊と2人きりになったら、羊を食べるしかないんだし」。
…私に、ヒツジを捌けるオンナになれと?!
と、さすがに驚愕しましたよ…。
ってか、他の食べ物がないのに、羊だけいる、ってどーゆー状況ですよ。
彼の頭の中はよー分からん(^^;
こないだ帰省した時、改めてサバイバーぶりを発揮していた。
うちの前の家は、神奈川県は海老名市の、相模川から歩いて5分ほどのとこにあった。
広いグラウンドが近くにあり、子どもを遊ばせるのにはなかなか良い環境だった。
他にも家の候補はあったけど、「父が相模川沿いの環境を気に入ったから」、あの家に決めた、というのが定説だった。
が、真実はさらに深かった。
父・母・私の3人で、海老名の思い出話になった時、父はこう言った。
「もちろん川もグラウンドもいいと思ったけど、川だと水があるでしょ。
万一地震とかで水道がつぶれても、水が近くにあればしばらくは生きられるじゃない。
だから、あの家に決めたんだよ」
それが決め手?!
…どんだけサバイバーですかっ!
まぁ、私達が引っ越した頃、「いい加減そろそろ関東大震災が来る」ってよく言われてたらしいからね。
九州出身の両親にとっては、関東の大地震は恐怖の的だったのでしょう…。
…と思うようにしよう…。
うちの父は、家族として見るとたまーにメーワクな言動もあるけど、他人として見るとまー面白い人ですよ。
昔ながらの農家出身なので、理想は「自給自足」。
かつ、道なき道を走破し、河原の石を積んでバーベキューのかまどを作り、木に登ってアケビを採り、道具も自分で工夫してしまう実践派。
若い頃は海外青年協力隊でエチオピアに赴任して、猟銃で狩りなんぞを楽しんだりもしたらしい。
むろん、捕らえた獲物はおいしくいただいてたそうな…。
最近も、「まくまくも何でもできるようにならなきゃ。魚も捌いて、漬物は自分で漬けて」とよく言われる。
まぁ魚や漬物くらいなら多くの子女が言われた経験があろうが、その日、彼はこう続けた。
「食べ物が何にもないとこで、羊と2人きりになったら、羊を食べるしかないんだし」。
…私に、ヒツジを捌けるオンナになれと?!
と、さすがに驚愕しましたよ…。
ってか、他の食べ物がないのに、羊だけいる、ってどーゆー状況ですよ。
彼の頭の中はよー分からん(^^;
こないだ帰省した時、改めてサバイバーぶりを発揮していた。
うちの前の家は、神奈川県は海老名市の、相模川から歩いて5分ほどのとこにあった。
広いグラウンドが近くにあり、子どもを遊ばせるのにはなかなか良い環境だった。
他にも家の候補はあったけど、「父が相模川沿いの環境を気に入ったから」、あの家に決めた、というのが定説だった。
が、真実はさらに深かった。
父・母・私の3人で、海老名の思い出話になった時、父はこう言った。
「もちろん川もグラウンドもいいと思ったけど、川だと水があるでしょ。
万一地震とかで水道がつぶれても、水が近くにあればしばらくは生きられるじゃない。
だから、あの家に決めたんだよ」
それが決め手?!
…どんだけサバイバーですかっ!
まぁ、私達が引っ越した頃、「いい加減そろそろ関東大震災が来る」ってよく言われてたらしいからね。
九州出身の両親にとっては、関東の大地震は恐怖の的だったのでしょう…。
…と思うようにしよう…。
うちの父は、家族として見るとたまーにメーワクな言動もあるけど、他人として見るとまー面白い人ですよ。
帰り
まあまあ。
最終日の朝ご飯は、サラダと、ゆで卵とチーズと、味噌汁と、昨日の叔母のお土産の鶏の炊き込みご飯と栗おこわ。
そして朝からデザートにスイカ1/8個。
がっつりですにゃ。
帰り支度をして、みんなに挨拶して、おじいちゃんと少し話したよ。
今、私が「実家」と称してるのは、母の実家なのですよ。
両親は神奈川で働いてたんだけど、父の定年退職を機に福岡に戻ることにして、どういういきさつだか、母の実家に同居することになったのです。
で、その家の中心人物たる母方のじいさんは、今年82歳。
しかーし、まだ開業医として頑張ってるし、夜は会合だカラオケだと飛び回ってて、まあ元気元気。
ダーリンは、ご両親がどちらも末っ子なので、ダーリンが物心ついた頃には、「おじいちゃんおばあちゃん」はすっかりお年寄り。
おじいちゃんおばあちゃんは杖がないと歩けなくて…、とゆーよーなイメージらしいので、
元気に仕事して、携帯を使い、杖をつくどころか自ら運転して飲みに出かけ、代行もしっかり手配して帰ってくる、とゆーうちのじいさんは驚愕の的らしい。
…確かに言われてみれば、82歳の活動じゃないよな〜〜。
まあ他の祖父母は年相応な感じなので、じいさんが例外的なんだ、ってのは分かるんだけどね。
あの家は、じいさんが元気だからこそ持ってる、とゆー感じなので、じいさんにはいつまでも元気でいてほしいものです。
そんなこんなで、10時半にうちを出発。
最寄り駅に送ってもらいました。
いつもなら、お昼を両親と食べてから帰るんだけど、今回は余裕を持って帰ろうということで、早めにお昼前に出発。
博多駅で駅弁を買った。
うーん若干期待外れなラインナップ…。
小倉駅の方が色々あったよーな?
おみやげは、高槻用に八女茶のお菓子、自分用にとんこつラーメンと博多ぽてととかるかんを買ったよ。
しかし、かるかんがほとんどないっ!
まー、かるかんは鹿児島のお菓子なので、博多駅になくてもしょうがないっちゃしょうがないけど…。
おいら大好きなのに…。
まあそんなこんなで、無事京都駅到着。
広島駅から乗り込んで、「ここ私の席ですけど…」と言ってきて、実は電車を乗り間違えてたあの青年は、無事新大阪に着いたんだろーか。
↑検札受けたんだから私たちが間違えてるはずないんだけど、ちと焦った。
スイカ
昨日の叔母のお土産のスイカを、早速朝ご飯にいただいたよ。
丸1個もらってしまい、年寄り3人とうちの両親2人じゃ食べきれないからね。
我々も重要な戦力として、スイカ消費作戦に参加いたしました(^^)
実はおととい、父もスイカを買いたそうにしてたんだけど、あちこち巡ってた途中だったし、車に置いとくと煮えちゃうから、って諦めさせてたんだ。
やめといてよかった〜!(^^)
これで父と叔母とでスイカが重なってたら、とても食べ切れなかったよ。
写真のスイカはおじいちゃん用に切ってあるけど、私たちは大きく1/8個ずつ食べたよ。
今の季節のスイカは温室育ちらしいけど、水気たっぷりで、甘くておいしかったよ〜。
さすが
今日の夕方、叔母と従妹がやって来た。
おととい会った、母の妹とその娘ね。
従妹は、昨年の2月まで半年間、滋賀に住んでたんだ。
叔母は医者なので、私のお腹の中の超音波写真を見せてみた。
とても55歳とは思えぬ若さを誇る彼女も、最近老眼に悩まされてるらしく(^^;、四苦八苦しつつ写真を見てくれたよ。
そしたら、さすが医者だねー。
「これが心臓で、胃があって」とぴたりと読み取ってたよ。
素人にはただの白黒のとこでも、プロが見ると分かるもんなんだねー。
専門外の叔母でも、一目で心臓や胃が見えるんだから、
毎日超音波画像を見まくってる産婦人科の先生なら、「これが目で鼻で」とかって細かいパーツまで見えるわけよねえ〜。
おととい会った、母の妹とその娘ね。
従妹は、昨年の2月まで半年間、滋賀に住んでたんだ。
叔母は医者なので、私のお腹の中の超音波写真を見せてみた。
とても55歳とは思えぬ若さを誇る彼女も、最近老眼に悩まされてるらしく(^^;、四苦八苦しつつ写真を見てくれたよ。
そしたら、さすが医者だねー。
「これが心臓で、胃があって」とぴたりと読み取ってたよ。
素人にはただの白黒のとこでも、プロが見ると分かるもんなんだねー。
専門外の叔母でも、一目で心臓や胃が見えるんだから、
毎日超音波画像を見まくってる産婦人科の先生なら、「これが目で鼻で」とかって細かいパーツまで見えるわけよねえ〜。
ウナギのせいろ蒸し
柳川名物、せいろ蒸しでござい♪
今日の晩ご飯です。
近所にウナギ屋さんがあって、今日は忙しくて出前に出られないとのことなので、夕方に店に取りに行ってきたんだ。
確か、昨年の盆に帰った時もそうしたよーな…。
柳川のウナギのせいろ蒸しは、タレをしませたご飯にウナギの蒲焼きを乗せて、せいろに入れて丸ごと蒸してあるんだよ。
これに慣れちゃってるので、白ご飯にウナギを乗せる、とゆー食べ方はおいらはしっくりこない。
自分ちで作る時も、わりとタレを多めにかけてしまうなー。
ウナギは、せいろ蒸しが一番!
まっ、普通のうな重もうな丼もひつまぶしも、実は食べたことないんだけどね(^^;
しかし一人前食べたら、満腹…。
みんなが20分ほどで平らげる中、一人で1時間かけて食べてました。
遅…。
ってか、ウナギは小骨が気になって、噛む回数が増えるから、すごく時間がかかるんだよ。
「ウナギの骨は気にすることない」って言われるけど…気になる…。
今日は、魚づくしだったな(^^)
おごっそ
今日のお昼♪
・タイの塩焼き(ちと気の毒な姿だけど(^^;)
・ホタテの貝柱の刺身
・甲イカの刺身
・冷や奴
さらに、お昼に法事に行ったおじいちゃんが、豪華なお弁当をもらって帰ってきた。
その中に、なんと
・マグロの刺身
・ゆで毛ガニ…1杯
なども入っていて、毛ガニは私たちがいただいちゃいました(^^)
海の幸づくし〜♪
タイは、1匹900円。
近所の朝市で買ってきた。
タイの塩焼きは子どもの頃から食べさせてもらってたけど、今まで食べた中で一番おいしかったかも!
味が良かった。
頭や頬の肉もしっかり食べたよ。
毛ガニは、脚はダーリンがほとんど食べて、甲羅付近の肉は私がほとんど食べた。
私、脚を外した後の、付け根の肉が大好きなんだよね〜(^^)
ダーリンは、脚の方が好きらしい。
カニの脚の付け根とか、魚の頭とか、私ってちと変わったとこが好きなのかも(^^;
ざぶーん
鞠池城を出て、平山温泉に行ってきたよ。
両親は何回か来てるらしい。
お湯はアルカリ性。
ちとぬめぬめしてるけど、柔らかい感じ♪
今日はちと温度が低めだったけど、妊婦的にはのぼせないし、グー(^^)
ゆっくり楽しめたよ。
18時過ぎにうちに帰って、一休み。
今日は朝から胎動をほとんど感じなかったんだよねー…。
まあ車に揺られてるか歩いてるかだったし…。
でも叔母のうちとかご飯とか温泉とか、動いてない時間もあったのになー。
大丈夫なのかなー。とけっこー心配していた。
うちでごろんとしたら、少しぴくぴく動いてるのが分かって、とりあえず一安心。
晩ご飯は、近所の居酒屋へ。
まあ田舎によくある、ぽつんとある地域密着型の居酒屋です。
メニューにない刺身の盛り合わせを頼んだら、やってきたのはイカとカンパチの盛り合わせ…。
こんなもんかー、と思ったら、実は隣が注文した刺身だったらしい!
気付いた頃には、全てたいらげてた私たち(^^;
そしてお隣さんに「すみません、いただいちゃいました」と言いつつ、冗談で「ごちそうさまです♪」と付け加える両親。
「よかですよかです、こっちのおごりです」とやはり冗談で返すお隣さん(←ほんとにおごる気はない(^^;)。
居酒屋コミュニケーションですな〜♪
実際にやってきた刺身の盛り合わせは、写真のとおり、適当にやってもらったわりに立派だった。
あれでいくらだったんだろなー。
しかし3組ほどしか客がいなかったのに、料理を出し間違えるなんて(^^;
「この辺はアバウトだから」と言ってる時点で、母も充分アバウトだよな〜。
たくさん食べさせてもらって、満足、満腹♪
野菜料理が多かったし、わりとおいしかったし、いい晩ご飯でした(^^)
そうそう、今寝ながら携帯から打ってるけど、懸案だった胎動がばっちり復活してるよ(^^)
夜横になると、ぽこぽこ元気に動くことが多いんだ。
君も夜型なのかい?
夜の方がお腹に集中できるから気付きやすいし、私もお腹をたたき返したり、多少相手してやるせいもあるのかなー。
鞠池城
鞠池城(きくちじょう)であります。
なんと珍しい八角形!
明らかに大陸の影響だよね。
7世紀頃に建てられたんだって。
九州は色々珍しいものがあるねえ。
ちなみに横には、白村江の戦いの時に建てられた米倉もあったよ。
白村江の戦いにまつわる遺構も出てくるんだねえ。
明日から、普段は見れない上の階も公開するらしい。
階段が付けられてた。
うーん来るのが1日早かった〜。
灯籠 on ポスト
熊本県は山鹿にて。
あちこちに灯籠が飾ってあるんだけど、
なんとポストにまで!
中に郵便マークも入ってるのがナイス(^^)
山鹿は灯籠祭りが有名なのですよ。
紙で作った灯籠を女性が頭に乗せて、千人で踊るんだよ。
優雅な踊りに合わせて灯籠の明かりも動いて、それは見事らしい。
紙の灯籠の細工も、かなり高度。
糊しろ無しで、貼り合わせていくんだよ。
実演を見たけど、なかなかすごかった。
ぶぶや
お昼は、八千代座から少し歩いた「ぶぶや」という京茶漬け?屋さんに行ったよ。
さくらの湯?のすぐ隣の方だった。
ぶぶや膳(1000円)にしてみました。
煮物もロールキャベツもおいしかった〜♪
写真には載ってないけど、漬物盛り合わせやミニ茶漬けもついてたよ。
漬け物もおいしかったよ。
自家製なんだって。
自家製は、既製品の変な味もしないし、やっぱおいしいね♪
おいら漬け物は、既製品じゃ満足できないんだよなあ。
お店の奥さんは熊本の人で、旦那さんが京都の人なんだって。
使ってる京野菜は熊本で作ってるらしいんだけど、気候が違うから苦労も多いらしい。
けっこーおいしかったし意外とお腹にたまったし、あれで1000円はお安い。
また行きたいお店です(^^)
八千代座3

八千代座の提灯。
ちと見づらいけど、このマークで、「八千代」と読みます。
なーんでか?
周りに8つの「チ」、真ん中に「ヨ」。
「8チヨ」。
「やちよ」。
IQサプリっぽくて、説明聞く前に読めたよ(^^)v
「八千代座」は、「千代に八千代にこの劇場が続きますように」との願いを込めて名付けられたそうな。
八千代座2

八千代座の天井画。
昔のを再現してあるんだって。
今で言う広告で、なんと7社が今でも営業してるらしい。
八千代座は、戦前(明治時代だったかな)に建てられた劇場で、昭和48年頃まで使われてたそうな。
その後、廃墟同然だった八千代座を復活させるべく、一度全部ばらして、再利用できるものは釘一本からそのまま使ってるんだって。
「阪神大震災などを教訓に、耐震補強もした」と言っていたので、再建されてから10年はたってないのかな?
ちなみに天井からさがってるシャンデリアは、今は電灯だけど、元はガス灯だったらしい。
細い管には、今は電気コード、昔はガスが通ってたんだって。
重さは60kgくらい。
最初に作られたものは、戦時中の金属供出で早々に持ってかれてしまい、今あるのは富山の会社に再現してもらった…んだったかな?
なかなか興味深いお話でした。
八千代座1
叔母のうちを出てから、熊本県の山鹿へ。
八千代座を見に行ったよ。
文化財でもあり、年に半分くらいは実際に利用されている、現役の劇場でもあるらしい。
案内の人がいろいろ解説してくれて、奈落やすっぽんの仕組みとかも見せてくれたよ。
たい焼き
パリパリ、サクサクしておいしかったよ(^^)
今日は、おばあちゃんと遠縁のおばちゃん(一緒に住んでる)をデイケアに送ってから、母の妹である叔母のうちへ。
叔母は中金持ちで、最近エルメスのコーヒーカップを買ったそーな。
へええこれがエルメス…、ってな珍しい模様だった(^^;
あんまり日々気にせず歩き回って、医者からあまり無理しないように注意されて、張り止めを出され、こないだは菓子博に行ったと言ったら、
叔母からも「もっと気を付けんね。何かあってからじゃ遅いよ」と注意された。
ふええーん。
ちなみに、叔母も医者なのですよ(^^;
まあ母方は医者がやたら多いんだけどね。
なので、私も慣れちゃって、「医者」と聞いても別にびびらないっちゅーか。
「お医者様」とやらも、所詮は人間ですよ。
名誉職じゃないのです。
みんなが思うほどエラくもないし、確かに収入は多いみたいだけど、ラクして稼いでるわけじゃないのを見てるからね…。
話の流れで、民主党の話になり、「問題点を洗い出したのはえらいけど、もっと戦略的にやらんと」と叔母が言い、「結局昔の社会党と変わらんやんねえ」と母が言い…。
ああ、姉妹で話が一致しとる。
かつ、私も前におんなじこと言ったことあるっ!(^^;
前にこーちゃんと議論した時、私は、叔母と母が言ったのとおんなじことをこーちゃんに言って、ブログにも書いたんだよねー。
恐るべし、親戚っ!